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Linux: SHA256によるダウンロードファイルの改ざんチェック方法

ファイルをダウンロードしたフォルダで以下のようなにデータを並べた行のテキストファイルを作る。

 

ダウンロード先から得たチェックサム ダウンロードしたファイル名

 

75542cc24c59404f8d62815bc0e31b43032b5032e651fa9f618dbcdca8aa7cac ./rstudio-2023.12.1-402-amd64.deb

 

ここではファイル名をsha256.txtとした。

以下を実行。

 

sha256sum -c sha256.txt

 

実行結果で以下が表示されれば問題ない。

 

./rstudio-2023.12.1-402-amd64.deb: OK

 

テキストファイルに複数行書くと複数ファイルの確認ができる。空行があると警告が表示される。

Ubunutu 22.04で確認した。

 

#ダウンロードもとのサイトでファイルが改ざんされてチェックサムも書き換えられていたら、この確認は意味がないことに注意。

 

Ubuntu 22.04をインストール時に 「grub-install /dev/sda の実行に失敗しました。」と表示されてインストールに失敗するときの対応方法

PC(DN2820FYKH, Intel)にUSBメモリからUbuntu 22.04LTSをインストールをした。インストール中に「grub-install /dev/sda の実行に失敗しました。」と表示されて、インストールが終了する。このメッセージが出た後にブートしてみるとGRUBコマンドラインが表示されて、Ubuntuは起動しない。

 

以下を参考にパーティションを手動で設定したが、これだけではうまくいかなかった。

 

qiita.com

これを見るとEFIパーティションが先にあったほうが良さそうなので、インストール時のパーティション設定を、以下のようにしてみた。

 

sda1; フォーマット, EFI; サイズ, 200MB

sda2; フォーマット, ext4; マウント先, /; サイズ: 残り領域

 

これを実施しても、インストール時のエラーは解消しない。

 

そこでインストール時にパーティションの設定画面にある「ブートローダーのインストール先」を/dev/sda1にしたところ正常にインストールが終了し、Ubuntuがブートできるようになった。デフォルトだと、この「ブートローダーのインストール先」が/dev/sdaになっていて、install-grubで失敗するようだった。

 

このパーティションの設定画面にある「ブートローダー」とはGRUBのことらしい。以下のURLの説明にあるようにGRUBEFIフォーマットにしたパーティションにインストールされる。このためブートローダーのインストール先を明示的にEFIパーティションにしないと、何らかのGRUBの設定に失敗すると推測される。

 

gihyo.jp

 

 

Ubuntu20.04: CUI環境からXサーバーを起動するコマンド

UbuntuCUI環境として起動しているときに一時的にX環境を使いたいときがある。

その時に、Xサーバーを起動・停止する方法は以下。

 

Xサーバーの起動

sudo systemctl isolate graphical.target

 

Xサーバーの停止

sudo systemctl isolate multi-user.target

 

Xサーバーの起動はコンソール1から6のどれでもOK。Xサーバーの画像は常にコンソール1に表示される。また、外部からsshでログインして、これらのコマンドの実行も可。

 

コンソール1から6の切り替えは、それぞれCtrl-Alt-F1~F6。

 

昔のようにstartxでは起動できない。

 

また、再起動時のログイン画面を変更をしたいときは以下を実行しておく。

 

Xサーバーでログインするとき

sudo systemctl set-default graphical.target

 

CUIでログインするとき

sudo systemctl set-default multi-user.target

 

顔記憶能力(相貌失認)をテスト

人の顔を見て名前が出ないので、相貌失認になったかと思い、以下のテストを試してみました。

 

openpsychometrics.org

 

You got 61 of 75 questions correct. The average score is 63.7. Your score is higher than 20.85% of other people who take this test. 

 

Scores below 40 may indicate prosopagnosia

 

相貌失認(prosopagnosia)ではなかったようです。

警察官パトロール増加と飲酒運転

コクランレビューで見つけた。

 

Goss CW, Van Bramer LD, Gliner JA, Porter TR, Roberts IG, DiGuiseppi C. Increased police patrols for preventing alcohol‐impaired driving. Cochrane Database of Systematic Reviews 2008, Issue 4. Art. No.: CD005242. DOI: 10.1002/14651858.CD005242.pub2. Accessed 24 April 2022.

 

https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD005242.pub2/full

 

事故件数と死傷者数に関して、どの論文もbeneficial effectを示しているが、研究の質とレポート方法は、しばしば貧弱であった。

 

 

 

 

車両速度取締りシステム(オービス)の交通事故防止効果

車両速度取締りシステム(Speed Camera)が高速道路に設置されていると、その付近で、車速が急に落ちて、交通事故が増えるのではないかと思っていたが、コクランライブラリのシステマティックレビューでは事故防止効果ありとの結論だった。

 

Wilson C, Willis C, Hendrikz JK, Le Brocque R, Bellamy N. Speed cameras for the prevention of road traffic injuries and deaths. Cochrane Database of Systematic Reviews 2010, Issue 11. Art. No.: CD004607. DOI: 10.1002/14651858.CD004607.pub4. Accessed 29 January 2022.

 

https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD004607.pub4/full