PC(DN2820FYKH, Intel)にUSBメモリからUbuntu 22.04LTSをインストールをした。インストール中に「grub-install /dev/sda の実行に失敗しました。」と表示されて、インストールが終了する。このメッセージが出た後にブートしてみるとGRUBのコマンドラインが表示されて、Ubuntuは起動しない。
以下を参考にパーティションを手動で設定したが、これだけではうまくいかなかった。
これを見るとEFIのパーティションが先にあったほうが良さそうなので、インストール時のパーティション設定を、以下のようにしてみた。
sda1; フォーマット, EFI; サイズ, 200MB
sda2; フォーマット, ext4; マウント先, /; サイズ: 残り領域
これを実施しても、インストール時のエラーは解消しない。
そこでインストール時にパーティションの設定画面にある「ブートローダーのインストール先」を/dev/sda1にしたところ正常にインストールが終了し、Ubuntuがブートできるようになった。デフォルトだと、この「ブートローダーのインストール先」が/dev/sdaになっていて、install-grubで失敗するようだった。
このパーティションの設定画面にある「ブートローダー」とはGRUBのことらしい。以下のURLの説明にあるようにGRUBはEFIフォーマットにしたパーティションにインストールされる。このためブートローダーのインストール先を明示的にEFIパーティションにしないと、何らかのGRUBの設定に失敗すると推測される。