DN2820FYKHにCentOS6.5をインストール。今回はPXEブートを使ってネットワークブートし、そこからネットワークインストール。tftpdの動作が確認できず、かなり苦労した。
1. CentOS6.4サーバ側のtftpdを設定。xinetdをインストールして使えるようにした後、そこでin.tftpdの設定をする。-v オプションをつけてtftpdの動作ログを残すと動作確認がしやすい。SELinuxでtftpdからアクセスするディレクトリの属性を設定しておくこと。tftpクライアントでファイルがダウンロードできるか確認。ただしWindows7のtftpクライアントからの動作確認はできなくても、サーバーローカルのtftpクライアントからファイルのダウンロードができればOKだった。
2. yumでsyslinuxをインストールしてpxeブート用のローダーpxelinux.0ファイルを入手。tftpdがアクセスするディレクトリに入れる。pxelinux.0は/usr/share/syslinuxにインストールされている。CentOSのミラーサーバーから入手しても可かもしれない。
tftpdがアクセスするディレクトリにネットワークインストール用のvmlinuzとinitrd.imgを入れておく。これらのファイルはネットワークインストール用のisoファイルをCentOS上でマウントしてコピー。
pxelinux.0があるディレクトリにpxelinux.cfgディレクトリを作成しその下にdefaultファイルを作成、編集。
dhcpdの設定。dhcpd.confを編集しIPアドレスの割り当てとともにfilename "pxelinux.0"を追加。
DN2820FYKHのBIOSをLegacy BootにしてネットワークインタフェースからPXEブートの設定にしブート。
ネットワークインストールはriken.jpのミラーサーバーを指定。